第34回オーダースーツ世界大会56〜国際ファッションショー21
朝8:00からです。
「カーネーション」というコシノ3姉妹のお母さんがモデルになった話をしております。
監修を業界の関西の重鎮・松岡先生が担っております。
さて、その中で、主人公の糸子さんが、大胆に立体裁断手法を駆使し、
直接人体に服地をかけ、鋏を入れているシーンが何度かありました。
僕ら、紳士業界ではできないテクニックです。
怖いです。
「そんないい加減なことよくできる」
と感心しますが、出来を見るとそんなものだろうと感じることもあります。
それが
腰からのフレアー具合は、テレビのような手法ではうまくいきませんでしょうが、
応用すれば、何とかなりそうです。
しかし、
「同じような前のはらみ、そして、カットの見え方を再現しろ」
といわれると、型紙が大事になります。
僕は、大胆なドレスの設計はあくまでも1点ものとして捕らえますが、
クラッシックなスーツの世界では、同じ形を望まれるお客様も多く、それが再現できないと
「前のと同じで希望した。」
などと言われ、直しやキャンセルの原因になります。
型紙は大事なのです。
●貴方の願いを叶えるオーダースーツ!●
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