被災地へ・・・4
昨日の続きです・・・
涙なくしては、語れない、そして見れない壮絶な試練、時が僕の中を駆け巡ります。
なんでこんなことになったのだろう?
この気持ちはなんだろう?
大地からあふれるエネルギーが、自分の体を通り抜け、自然と一体化した圧倒的なパワーの前に、
人間の生命のむなしさを感じました。
そして、涙がとめどなく流れ落ちてくるのでした。
「寒かったよね。」
「苦しかったよね。」
「まだやりたいことあったよね。」
「他の家族がどうなっているか心配だよね。・・・・。」
いくつもの呼びかけねばならない言葉がどんどん出て来るのです。
そして、これから会う、地元の人に今更何を話せばよいのでしょう?
僕は、怖かった。
今までこの場所に来ることのできなかった自分を恥じた。
いつかのブログにも書いたように、寄付だけは今までしたことのない金額をしました。
先日の確定申告で思い出しました。
でも、いつも心が晴れなかった。
ようやく、人として、被災にあった人たちに寄り添うことができる、直接交流。
このことをしたかったのだと思います。
今回、この旅の企画を呼びかけてくれたのが、ドーメル・ジャポン社です。
弊社にもとびっきりのおしゃれな生地ばかりを販売してくれている会社です。
この会社から販売されている「トロピカル・アマデウス」というメイン商材の売り上げの一部から
被災地・南三陸町に桜の木を3000本植樹するプロジェクトに参加しました。
現実に被災地に行くことができなくても、巡り巡って貢献できるわけです。
ドーメル社のこの企画は、日本上陸100周年、創業170周年を記念し、
東日本大震災復興支援プロジェクトとして、
特別なタグ「KIBOU311」の専用のタグまで用意されております。
実際のブランドタグです。
真ん中の日本の日の丸も嬉しいです。
僕は、本当に嬉しかったです。桜の植樹の企画がいいですよね。
春になったら、思い出します。
震災自体は嫌なことかもしれませんが、きっと桜が癒してくれる。
そして、桜の花を見るために人が集まる。一過性の貢献よりも長く人を集めてくれる。
こんな素晴らしい企画に参加できる喜びを感じました。
洋服業界からは、既製服メーカーからオンワードさん、服地商からは、鷹岡さんらがお見えになりました。
しかし、洋服屋は僕だけ・・・・。ほとほと、困ったものです。
100周年のパーティーには、恵比寿の「ジョエルロブションご招待」なんて時だけ、顔を出すテーラー、
最低です。
そんなテーラーは、「たくさんドーメル売れよ!」って感じです。
さて、同業者への文句は、後にして・・・。
続きは次回へ・・・
●貴方の願いを叶えるオーダースーツ!●
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